皆さんこんにちはくずぬき整骨院院長の葛貫です。肩こりの方なら一度は聞いたことあるかもしれません。
「ストレートネック」
今回はストレートネックと肩こりの関連についてお伝えしていきます。
姿勢不良がストレートネックの原因
ストレートネックとは本来30度~40度程湾曲しているはずの頸椎が、湾曲がなくなり、まっすぐの状態になってしまっている状態を言います。多くの場合は姿勢不良が原因で起こります。特に猫背、なで肩の方は、背中の湾曲が強くなりすぎて、バランスを取るために首をまっすぐにしてしまう傾向があります。パソコン仕事の方や、運動不足の方などはストレートネックになりやすい環境といえるでしょう。また、50代過ぎて、筋力が低下してくると、元々筋力が弱く、首が長い女性にストレートネックは多く見られます。
ストレートネックにより起こる症状
頭痛、耳鳴り、めまい、自律神経失調症、顎関節のいたみ、肩こり、首こり、背部痛、頸椎ヘルニア、胸郭出口症候群、腕の痺れ、腕の痛み、胸の痛み、腰椎圧迫骨折などです。
上記の様にストレートネックによって、腕のしびれなどの神経症状や肩こりの悪化などが引き起る可能性があります。
ストレートネックと肩こりの関係性
肩こりで整形外科に受診し、レントゲンを撮るとストレートネックと言われたという事は結構ある話です。ストレートネックが全ての要因ではないとしても、様々な不調の要因となりうる症状です。きちんとしたケアを行う事が大切です。
ストレートネックはどのように治していくのか?
①姿勢矯正
ストレートネックの主な原因は姿勢です。特に猫背の姿勢が慢性化している方にストレートネックは引き起ります。整体手技にて姿勢の矯正をする事と、日常生活での意識で随分と緩和できます。
②運動・ストレッチ
筋肉をほぐし、コリを和らげる事で姿勢の改善に繋がります。その結果ストレートネックの解消にもつながります。
③筋肉をつける
ストレートネックは主に首が前に引っ張れられている状況です。首の後面から背中の筋肉を強化してあげる事で、首を支えやすくなりストレートネックを緩和することが出来ます。