症例報告 1年以上続く坐骨神経痛

皆さんこんにちは。くずぬき整骨院院長の葛貫です。

今回は6月から通われているクライアント様の坐骨神経痛についての症例報告です。

症状

右側の腰、お尻、太もも、ふくらはぎにかけての痺れ、痛み、怠さが主訴です。昨年6月から起こり始め、整形外科でレントゲンも撮ったそうです。診断名は変形性腰椎症の診断を受けました。

また右足の母子(親指)の付け根にも痛みがあり、それは変形性の関節炎との診断を受けたそうです。

その他の症状として、右奥歯が夜になるとうずき、ご飯も食べられないほどの痛みが頻発している。三叉神経痛の診断を受けている

坐骨神経痛の整体

当院の整体はまず、整形外科的検査法を用いて、ヘルニアの鑑別や痛みの原因を確認していきます。特に強い以上が見当たらない場合は、その症状を診るというよりは体のバランス、筋肉のコリ、骨盤の歪みなどが崩れていないのかを診ていきます。動作を検査してみると、仰向けで両膝を立てて横に倒す動きをみると、痛みというよりも筋肉が硬くなっていて動かない様子。また、首の左右の回旋の左右差、左肩の上りが悪いなど、体のバランスが大きく崩れていたため、歪みを整える必要があります。腹部もハリが強く、全体的に筋肉が緊張し、体に力が入っている印象を持ちました。

ヘルニアや関節の圧迫ではない事を確認したため、筋肉の深部の硬さが坐骨神経痛の直接的な原因と判断し、整体を行いました。

①足首の操法

一般的にはお尻が痛いのだから、おしりをマッサージするような印象かもしれませんが、痛い所には初めから触れません。まずは足首から骨盤にかけての操法を行います。足首は体の土台になっている為、柔らかくなると、骨盤周囲の硬さも緩和します。

②腰と骨盤の操法

足首を整えるだけでも、腰やおしりの硬さが和らいできます。そこで、今度は更に骨盤の動きを直接的に気持ちの良い刺激でアプローチしていきます。

③左肩の操法

左肩が慢性的に動きが悪くなり肩甲骨の動きを制限していたので、左肩の操法を行いました。

④全身が整ったところで患部の緊張を優しく緩めていく

骨格を矯正して患部に必要な刺激を加えていきます。これも痛みのない優しい刺激で行っていきます。

 

初回の施術後

初回でも、体の動きやすさを実感していただき、術前より動いた時の筋肉のハリは楽になっていました。

【8回通院後】

施術3回目あたりから、継続的に痛みに変化が表れてきました。

8回通院した現在は初めの痛みを10段階の10にすると1か2との事です。痛みはあるものの出る頻度はかなり軽減していると報告してくださいました。

M様はその他にも、左肩が3年前から痛むのと、1年前からの奥歯の痛みがあるため、引き続き坐骨神経痛の治療をしながら、それらの慢性症状も経過をみながら定期通院を続けています。

坐骨神経痛はひどくなると歩けなくなるほどの痛みになります。症状が軽度のうちにケアをする事をお勧めいたします。

佐野市の坐骨神経痛が得意な整体院

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