猫背と呼吸の関係について

こんにちは。くずぬき整体院院長の葛貫です。今回は呼吸の重要性についてお伝えしようと思います。

先日、猫背についての本を読んでいる時に猫背と呼吸の関係性について書かれていました。改めて呼吸の大切さを感じましたのでシェアしていきます。

呼吸をしなければ人は生きられない

当たり前に行っている呼吸ですが、呼吸をする事で人は生きることができています。とっても大切です。また、体に起こる不調や痛みの一番の元となっているのが血行不良です。呼吸が上手くできていなければ、体が酸欠気味になり、血行が悪くなってしまうのです。その為、治癒力や免疫力が下がり病気や慢性症状を引き起こす原因になってくるのです。呼吸は血行を促進するためには必要不可欠な要素なのです。また、呼吸の浅さは自律神経の乱れを引き起こします。自律神経系の乱れが強く起こっている方のほとんどの方は呼吸が浅くなっています。緊張すると呼吸が乱れたり、荒くなったりします。その時は心拍数も高くなり、体が緊張しています。しかし、深呼吸をして呼吸の乱れが整ってくると落ち着いてきたりします。これは呼吸により自律神経のバランスを取っているからです。

呼吸の浅さが猫背の原因になる

呼吸のメカニズムは吸った空気が肺に行き肋骨が広がり、横隔膜が押し出されて呼吸をしています。その事で肋骨も広がり、体幹の筋肉や肋骨周囲の筋肉、内臓も一緒に影響を受けています。そして全身に酸素がいきわたります。しかし、呼吸が浅くなると、それらの動きがなくなり、筋肉や肋骨が硬くなります。硬くなるとどんどん体が縮こまり、丸くなっていきます。

呼吸が猫背の全ての原因ではないですが、呼吸の意識を変えるだけで、体は大きく変化します。

そんな簡単な事で本当に体が変わるのか?結構変わりますよ( ゚Д゚)

でも、私を含め、簡単で当たり前の事が出来ないんです。今回は呼吸の意識の仕方をご紹介します。

呼吸のエクササイズ

ではまずは、肺が空になるまで息を吐き切り、吐き切ったらそのまま息を出来るだけ大きく鼻から吸ってみましょう。その時に自分の体のどこがどのように膨らんだか感じてみて下さい。そしてゆっくりと口から吐き切ります。その呼吸を2、3回行ってみます。

絵はヘタクソで申し訳ないです。今度は絵の赤の部分まで意識して呼吸をしてみます。肺は肋骨の中全体にあります。胸から背中、鎖骨の上の方まで。そこまで意識をしてもう一度数回、同じ要領で呼吸をしてみましょう。

どうでしたか?ちょっと先ほどの呼吸よりも大きく息が吸えた感じがしませんか?背中の方まで動くような感じ?これには個人差がありますので感じ方は人それぞれで結構です。分からなければ来院時に是非きいてください。

何が言いたいかというと、いつもあなたがイメージしている呼吸は非常に浅くなっているという事です。

イメージしていた肺の場所はこんな感じではなかったですか?↓イメージ一つで体の使い方は変化します。

仕事中や育児の合間、寝る前や気が向いた時などにこの深い呼吸を10回程度行ってみてください。その後、何となく姿勢が楽になる感じが得られるかもしれません。

当たり前に思ってることが出来ていないって結構あります。また気づきがあれば体にいい事をシェアしていきます。

無理のない範囲で試してみて下さい。継続は力なりです。

このブログではお客様の症例や質問をなどを回答したり、健康に関する事を書いています。

私の気が向いた時に書かせていただいています。良かったらまた覗いてみて下さい。

関連記事

  1. くずぬき整骨院が押したり揉んだりしない理由

整体院ブログ月別

最近の記事

PAGE TOP