顎関節症の整体
骨格の歪み整えて顎関節を改善していきます。
自律神経と顎関節症
顎関節症と聞くと、顎だけに焦点を当ててしまいがちですが、それは結果であって原因はもっと深い部分に潜んでいます。病院に行くと、顎に対しての対処療法が主流だと思いますが、慢性化しているような症状であれば、それはその場の解決にしかなりません。やがては、顎や首の負担が強くなり、症状は悪化する事もあります。症状の本質に目を向けたケアを適切に行っていく事が根本的な解決になっていきます。
意外と知られていませんが、顎関節症は自律神経の乱れからきていることもあります。先ほど述べたように顎の痛みは結果です。主に歯科医院ではマウスピースを使った治療が一般的なようです。もちろんそれも大切な治療だと思います。しかし、慢性化しているものや、なかなか回復しないものは、それらの治療ではなかなか回復されない事もあります。それには食いしばりや、生活習慣、体の歪みまで含めた全体の調整が必要なのではないかと私は考えています。それは、薬や手術では行うことは出来ません。当院の整体では、それらのバランスを整えていく事で、結果的に顎の歪みや痛みの回復につなっがっていくのです。
顎関節症と首の歪み
顎関節症の方の場合、首の歪みと頭蓋骨の歪みが起こっていることが多いです。少し具体的に言うと、猫背で顔が前につき出る姿勢の方に多く起こります。首が前にずれる事で、噛み合わせの位置が少しずれるのです。
わざと顔を前にゆっくりと出してきましょう。そうすると下の歯が上顎の後ろに来る感覚がつかめると思います。これが慢性定期に起こっていると、顎が正常な使い方ではなくなり、関節に負担がかかってきます。やがて顎関節に炎症が起こったり、咀嚼筋が固くなり痛みになるのです。この場合は、首だけではなく、骨盤から整えてあげる必要があります。
咀嚼の大切さ
私の行っている操体法では人間が生活するために必要な要素の中に、食事が含まれています。当たり前ですよね。更に、噛むという動作がさらに重要になっているのです。噛むという動作は、顎の筋肉を使い、その刺激が脳に伝わり、唾液の分泌を促進し、食物がきれいに砕かれ、消化を助けます。その場で噛むふりをすると頭まで振動が伝わるのが分かると思います。肩を回すよりも、頭に振動が伝わります。それくらい頭にも刺激を与えるのです。よく噛む習慣がある方は健康意識が高い方に思います。もちろんその方が、顎も強くなりますし、病気にもなりにくくなります。根本的な見直しでいうとこの噛む動作というのも非常に重要ではないかと私は思います。痛みが強い時は無理に行う必要はないですが、症状が落ち着いている時はしっかり噛むことを意識してあげると良いと思います。だいたい50回くらい噛むと、例えば米だと甘みを感じてとてもおいしく頂けるし、少ない量でもお腹いっぱいになります。ぜひ試してください。
顎関節の痛みでお困りならくずぬき整骨院へ
顎関節を診れる整体院はそう多くはありません。ほとんどの場合は顎を中心に整体をしていくと思いますが、当院では顎関節の原因となる、骨格構造の歪み、自律神経のバランスから顎の状態を整えていきます。繰り返す顎の痛み、慢性的な顎の症状でお困りでしたら当院はご相談ください。