先日交通事故の後遺症で当院に通院してくださったS様の症例をご紹介します。
無責任な治療対応
当院にご連絡いただいたのは事故後2カ月経過した後でした。S様は信号待ちで後方からの追突により、首と腰を痛めてしまいました。交通事故後すぐに整形外科に行き、レントゲンを取り一週間に一度通っていたそうです。
問診と薬のみの治療
整形外科では、毎回問診とシップと痛み止めの処方のみで、患部の状態を触ったり、動きの確認をする事はなかったそうです。本人も不安になり、インターネットで検索し、マッサージ院に通院されたそうです。約二カ月整形外科とマッサージ院に通って、以前よりは痛みは回復したそうです。しかし、明らかに痛みは残っていたそうです。それなのに、整形外科には特に検査や説明もなく、症状も良くなったから終わりにしますと言われて、マッサージも整形外科も通えなくなり、保険会社にも整形外科の先生がおっしゃるなら・・・と言われて困ったあげく、当院へご相談のご連絡を頂きました。
あまりに悪い状態に驚き!
保険会社との間に入らせていただき、事情を説明して当院の通院ができる事になりました。
実際にご来院頂いて体の状態をみると正直びっくりしました。首が左に回っていないのです。更に左腕を上げて頂くと右側よりもはるかに可動域が狭く痛みが出ています。本人の自覚は事故当時よりは回復しているものの、治療を終えるような症状ではありませんでした。そこで、症状をご説明させていただき交通事故の治療を始めさせていただきました。
首の痛みと腰痛は適切な交通事故治療が必要です
最初の1月は週に3回~4回程度の通院で、関節の可動域が正常になるように、関節の調整や筋肉の緊張を和らげる調整と、電気治療にて施術を行いました。1カ月で、可動域はほぼ回復しました。
2カ月目は、以前は感じていない肩こりやずっと座っていると腰痛が出るなど、同姿勢による筋肉の緊張が出やすい印象を持ちました。これは一定期間可動域が悪くなっていたために、筋肉が硬くなってしまっている事が原因と判断し、継続的に施術を行いました。
約3カ月間の治療を行い、可動域も、安静時の痛みもほとんど感じなくなり、治療を終了しました。
交通事故けがは後遺症を残さないためにも、適切な治療を受ける事をお勧めします。
くずぬき整骨院・整体院はむち打ち・交通事故治療を得意としています