近年では良く耳にするようになってきたパニック障害。100人に1人にかかる可能性があるともいわれています。この症状は人間の本能でもある潜在意識の問題が強いため、自分自身でもコントロールする事が困難です。真面目で頑張り屋の方に多く起きるため、自分では気づかいないうちに今の症状になっていることが多いんです。
病院での診察やカウンセリング、認知行動療法などで治療を行っていく事も多いようですが、うつ病やパニック障害に対して、整体などの代替医療も効果を上げています。
当院もうつ病やパニック障害に対しての施術を積極的に行っている治療院の一つです。
現代医療でも、まだまだ原因が解明されておらず、インターネットで検索したり、文献をみても明確な答えは出ていないのです。病院でも色々な仮説を元に治療を行っているようです。
このページではパニック障害と整体についてお伝えしていきます。
パニック障害とは
このページをご覧くださっている方は、パニック障害について知識があったりするかもしれませんので必要な方はこの項目もお読みください。
突然症状が発症する
パニック発作は突然発症することが多いです。動悸やめまい、発汗、息苦しさ、吐き気、呼吸困難、手足の震えなどです。このままでは死んでしまうのではないかと思うほどの強い症状で、自分でのコントロールが出来ないと判断します。
パニック障害は3つの特徴的な症状がある
①パニック発作
②予期不安
③広場恐怖
この三つの症状が連鎖する事で悪循環を起こしてしまいます。
①パニック発作
突然起きる発作の事です。激しい動機や息苦しさ、胸の痛みなどが急に襲い、このままでは死んでしまうのではないかというくらい強い発作が起きます。
②予期不安
パニック発作は時間と共に落ち着いてきます。しかし、また発作が起こります。すると、パニック発作を起こしていないときであっても、また起きるかもしれない恐怖で不安になってしまいます。
③広場恐怖
発作が起きる恐怖で、いつでも誰かの助けが得られる状況ではないといられなくなってしまいます。発作が起きて大丈夫な状況を自分で作っていきます。これが広場恐怖です。
うつ病に進展する事がある
パニック障害はこれらの症状から外出も避けるようになり、仕事も出来なくなってしまう事もあります。日常生活に支障が出てくるのです。この状況から、生活の自由が失われてうつ症状がみられることがあります。
主な原因
詳しい原因はいまだ解明されていないようです。
代表的な仮説を紹介します
心理社会的要因
その方の生活習慣や環境、考え方や思い込みなどにより、過度な精神的なストレスにより症状を誘引している。
脳神経的要因
大脳辺縁系の恐怖を感じる神経回路が異常活動する事で、交感神経優位症状(ノルアドレナリン過剰分泌)などが起こり、様々な症状を誘発するという事が現在では有力な説であるようです。
病院での治療方法
・投薬治療
・精神療法(認知行動療法)など
セロトニン不足
うつ病などでも関連性の深い、ノルアドレナリンとセロトニンの影響もパニック障害に深くかかわっています。セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンは三大神経伝達物質と言われ、感情のコントロールを行っています。
ノルアドレナリン・・・副腎から放出されるホルモンで、怒りや感情が高ぶったりすると働きます。ノルアドレナリンは交感神経に作用して、危険から回避しようと脳と体を興奮させます。
ドーパミン・・・快楽の時に出る脳ホルモンです。快楽や欲求を満たしたりします。
セロトニン・・・ノルアドレナリンとドーパミンが過剰に働きすぎないように、抑えているのがセロトニンです。
本来はこれらの神経伝達物質がバランスを取りあっているのですが、精神的なストレスが続いていたり、過剰に高まったりすると、セロトニンの働きが追い付かずに、それらのコントロールが付かなくなってしまうのです。
セロトニンの不足は他にも様々な体の異常を起こします
・心のコントロールが出来なくなる
・脳がブレーキを掛けなくなる
・痛みの抑制が効かなくなる
・自律神経が乱れる
・姿勢を保つことが出来なくなる
不眠症状
実はこのセロトニンの分泌を整体によって活性させる事が可能なのです。それが当院の自律神経専門整体です。
セロトニンの分泌を促進するために自分でもできる事があります。ご紹介していきます。
トリプトファンの摂取
脳内でセロトニンを作るために必要な材料のひとつが必須アミノ酸「トリプトファン」です。
セロトニンの生成に欠かせないトリプトファンは主に食品のタンパク質に含まれていて、体内に入って脳に運ばれたあとセロトニンに変化するのですが、このトリプトファンは体内で生成できないため日々の食事から摂取する必要があります。
トリプトファンを多く含む食品はバナナや乳製品、大豆製品、赤身の魚、肉類などが挙げられますので、これらの食品を積極的に摂ることもセロトニンを増やすためには効果的だとされています。
一定のリズムを繰り返す運動
ウォーキングなどの一定のリズムを取りながらできる運動が良いとされています。セロトニンが活性のピークを迎えるのが運動を開始して20分くらいからですので、20分以上の運動を続けてあげた方が効果的です。
太陽の光を浴びる
眼からの光の刺激がセロトニンの活性に良いとされています。さらに日光の光にはビタミンDを生成する働きがありますので、精神的なストレスにも効果があるようです。
パニック障害は自律神経を整える整体で回復する事が出来ます
パニック障害は決して治らない症状ではございません。しかし、投薬治療だけでは根本的な解決にはならず、回復までにも時間がかかります。病院での治療と併用しても良いですし、当院セッションをだけを受けて頂いても結構です。回復までには時間はかかりますが、少しずつ確実に快方に向かっていくと思います。病院の治療を受けているが中々回復されないパニック障害でお悩みでしたらくずぬき整体院へご相談ください。
くずぬき整骨院紹介PV
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※音楽が流れますのでご注意ください。
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