くずぬき整体院ではうつ病、パニック障害、自律神経失調症でお困りの方が多くいらっしゃいます。うつ病は、自律神経の乱れが長期間続く事によって、うつ病に移行する事が多いです。うつ病で来られる患者様には身体的な特徴があります。それらの身体的な特徴を整体によって解消してあげる事で、うつ病の回復のお手伝いをする事ができます。まずはご相談ください。
うつ病の原因
うつ病は心の風と良くたとえられます。何らかの原因で気分が落ち込み、生きるエネルギーが乏しくなり、その結果、精神面でも肉体面でも様々な不調が現れる病気です。ストレス社会の現代では5人に1人は経験すると言われています。
現代の西洋医学では、主に脳内の神経伝達物質セロトニンやノルアドレナリンなどの異常な減少で起こると考えられていますが、なぜ起こるかはいまだ不明です。
うつ病になりやすい人
真面目で仕事熱心
完璧主義で几帳面
仕事や家事を人任せにできない
正義感間や責任感が強く柔軟性に乏しい
融通が利かない
環境の変化
昇進・転勤・転職・出産・身内の病気・死
精神的な症状
気分が憂鬱で悲観的、取り越し苦労が多い、おっくうで仕事も出来ない、思考や集中力・記憶力・判断力・注意力の低下、興味も関心もなく喜びも楽しみも感じられない、仕事を能率よくできない、人に会いたくない、人と一緒にいたくない
肉体的な症状
不眠、食欲減退、体重減少、性欲低下、頭重感、頭痛、めまい、耳鳴り、胃部不快感、便秘、口が渇く、肩こり、背中や腰など体の痛み、息苦しい、動悸、手のしびれ感、嫌な汗や寝汗、排尿困難、月経不順、倦怠感など
現代医学での治療法
①抗うつ剤の薬物療法
②精神療法
この二つを組み合わせて行っていきます。しかし、薬で治せるのは20%~30%だそうです。また再発率は50%と言われています。抗うつ剤の副作用としては、口乾、便秘、排尿障害、尿閉といった症状があります。
うつ病と自律神経の乱れ
うつ病の場合、自律神経の過剰な乱れが起こっています。そして、体の循環不良により、血液の滞りや冷えが起こっています。上記で述べたように、薬での改善ではなかなか根本的に良くならないことが多いようです。また、抗うつ剤や精神安定剤を長期にわたり飲むことで、血管を収縮させ交感神経緊張状態を更に強めてしまっているかもしれません。
まずは、あなた自身の体の環境を整えてあげて、回復する準備をしてあげなくてはいけないと思うのです。それが自律神経の乱れを整える事です。自律神経が乱れていれば、脳内神経伝達物質のセロトニンの分泌も抑制されてしまいます。
当院では、うつ病の回復には自律神経を整える事が有効であると考え、以下の身体的特徴を整えていく整体を行っています。
うつ病と身体的特徴
①背骨と骨盤の歪み
背骨と骨盤の歪みが出ている方が多いです。特に姿勢の特徴としては猫背で頭の位置が本来の位置より前に出ているような姿勢になっています。(イラスト右のようなポジションです)
首が前に出ているとどんなことが起きるかというと、頭を支えている筋肉が異常に緊張して頭を前に行かないように強く働きます。その事で首と肩の筋肉が異常に緊張します。
②筋肉の異常緊張
身体全身の筋肉がかたくなり、関節の可動域も非常に狭くなっている方が多いです。精神的なストレスがかかり続けていると、自律神経の交感神経の働きが強くなり、筋肉の力が抜けない状態になってしまうのです。特に肩や首のコリが非常に強くなっている方が多いです。
③頭蓋骨の歪み
頭の骨が歪んでしまっています。これは、①の背骨の歪みの影響もあります。脳は肉体的にも精神的にも様々な指令を出しています。また、知らない方も多いですが、頭蓋骨は23個の骨で構成されており、リズミカルに呼吸しています。そのリズムに合わせて脳脊髄液が循環する事で、脳が正常に働いてくれます。その頭蓋骨が歪むと、脳の機能が低下し、誤作動を起こすことで、精神や肉体に異常をきたしうつになりやすい状態になります。
④気の滞り
東洋医学では「頭寒足熱」という言葉があります。頭の方に気や血液がうっ血状態になってしまい、下半身に血液がいきわたっていない状態を、頭から足へ流してあげる事で、気のバランスが整うとされています。うつ病の方もこのように、上半身に気が血液が滞っている事が非常に多いです。気の流れが悪くなると、不安や悲しみ、焦り、怒り、公開、自責の念、失望、羞恥心などの負の感情までも滞留し、悩みも多くなり思考や行動を妨げるようになります。
⑤冷え
自律神経の乱れが起こることで、低体温となり、循環障害が起こっているために、体に冷えが起こっていることが多くあります。特にお腹が冷えて、緊張していたり、緩みすぎていたりしています。低体温状態は、体の回復の大きな弊害になるので、根本的な解決が必要です。